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​氷川 詩音(ひかわ しおん)

望まぬ運命に振り回されるも、

大切な仲間達に救われ、再び前へと歩みだす

​決意を決めた少女

CV:梨雛
性別:女、身長:160cm、体重:50kg、年齢:15歳

親友の藤谷 茉莉の勧めでDreamy Worldを始めた女子高生プレイヤー。美穂達と同じ学校の生徒ではあるが、クラスは別とのこと。

控えめではあるものの、真面目で努力家気質な性格。

Dreamy World以前にもVRアクションゲームをプレイしていた経験があるため、始めたばかりの頃でも格上の敵をたやすく倒せる程、実力もかなり高め。

​しかし、詩音の事を快く思っていなかったプレイヤーに利用された茉莉の望まぬ裏切りに失望したところに、謎の商人から受け取った不気味なペンダントを着けたことで、プレイヤーから忌み嫌われている”黒き剣士シオン”へて変貌してしまうのだった・・・

更にペンダントのログアウトロック機能により、本人が気付かないままVR世界の中に閉じ込められている為、現実世界では昏睡状態となっており、寝たきりのまま目覚めていなかったが、

ミホ達の奮闘もあり、ペンダントの力から解放され、無事にVR世界からログアウトする事が出来た。

ただ、ログアウトした直後は長きにわたる昏睡状態だった事もあり、衰弱していたが、リハビリ生活を経て現在は普通に通学や生活出来るまで回復している。

​茉莉を介して現実世界で美穂達と出会い、自分を救った事を感謝し、晴れて美穂達と友達になる事が出来たのだった。

​生真面目な性格もあって、今もなお美穂達の事を”さん”付けで呼んでいる。ただし以前からの親友である茉莉だけは呼び捨てで呼んでいる。

​ルーア

シオン絡みの騒動もあり、シオンの姿のままでは行動し辛いのと、彼女自身の辛い思い出を払拭したいと思った詩音は、シオンのアバターを基に新しいアバターへとコンバートする。

それがこの姿であり、名前も”月”を意味するルーアという名前へと変えた。そして彼女はこのアバター姿になったのを機に、マリーと共にミホ達の仲間となる。


ジョブはシオンの時同様剣士で、バトルスタイルもほぼ変わらずだが。武器が両手剣に変わっている分、一撃の威力の重みがより増している。しかも重量のある両手剣を片手剣に近い感覚で扱える為、細身な見た目に反して腕力・脚力は相当なもの。

スピードを武器にするアスカ・ノエルと対象的に、ルーアは武器の高い攻撃力を活かしたパワー寄りのタイプ。

氷魔法もシオンの時同様に使えるが、攻撃というより足止めや翻弄といった牽制目的で使うのが主。
剣でのガード行動も得意としており、防御面においてもあまり隙を見せる事は少ない為、剣術も非常に秀でているといえる。

また、両手剣に限らずとも重量級の武器を好む傾向があり、基本的には常に装備している両手剣を使う事が殆どだが、その気になれば両手剣以外の重量級武器も扱う事が出来る。

​逆に軽量級武器の扱いは、あまり手に馴染まないという理由から苦手としている。


因みにアバターの衣装は、シオンとは対照的に白を基調とした女性騎士風のデザインとなっており、見方次第ではお姫様の様にも見えるのが特徴。

彼女曰くミホ達を守る為の剣でもあり、盾でもあるというイメージから。
武器の両手剣はマリーのオーダーメイド製で、一般的な太く厚みのあるゴツい感じでは無く、細長く少し薄めな感じで、まるで聖剣を彷彿とさせる様なデザインに仕上がっている。

しかしこの剣は細身な見た目とは裏腹に、ルーア自身が重量級武器を好む意向を取り入れている為とても重く、彼女以外はまともに扱う事すら出来ない代物。製作者のマリーですらこの剣を持ち上げる事は出来ない。
更にルーアはこの武器に自身だけでなく、ミホ達の属性魔法の力を剣に纏わせた連携属性攻撃も行える。

一見すると完璧に見える彼女だが、シオン時代の過去を今も引きずっており、何かの拍子で取り乱してしまうと、精神面の脆さが露呈してしまいやすく、そこが彼女の欠点でもある。

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